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  • 道直し 登山道補修

  • 登山道補修について

    登山道にとって歩きやすさ、安全性は当然必要ですが、それ以外にも重要な要素があります。

    例えば、高山の植生は繊細で、難解であり、一度人が踏み荒らすと再生不能という事も稀ではありません。

    また、この時代登山者が求めているのが「ありのままの自然」という観点から、景観との調和も重要なポイントになってきます。
    そこで、登山道の作成、補修に重要なのは次の項目に集約されていきます。

  • 登山道補修について

    • 踏まれても壊れない場所に設定する(ライン取り)
    • 水が流入しない工夫をする(土砂の流出、植生の崩壊を防ぐため)
    • 踏まれて失われた植生を復元する努力をする(植生の保水力、地しばり効果によって新たな崩壊を防ぐ事にもつながる)
    • 木道等の工作物が必要な場所には、景観との調和するような工夫をする

    登山道の補修をすればする程、人と自然のバランスが難しいものなのだと思わされます。山小屋という存在以上に重要な鍵に思えてなりません。

  • 登山道の整備

    登山道の補修は全て手作業。

    • ロープを張り、登山道の広がりを制限する
    • 登山道が河川化するのを防ぐため、水路を作って水を切る
  • 湿原の木道設置

    湿地の植生は特に繊細であり、踏まれて植物は失われた場所は早々に河川化、もしくはぬかるみと化し、これらを避けようとする登山者の草地への踏み込みによってさらに荒廃が進みます。 このような悪循環を断ち切るには、木道の設置・石畳の敷置等が必要になってきますが、この場合にも景観との調和・安全性・設置・メンテナンスのしやすさ(山小屋スタッフができる程度の)等、細やかな配慮が不可欠です。

  • 植生の復元

    • 土砂により裸地化した場所へネットを貼る。
    • 3~4年後、地面が安定し草が生えてくる
  • その他

    • 登山道のマーキング
    • 登山道の草刈り
    • 危険個所の補修(梯子かけ、ロープ張等)
    • 残雪期の雪切り
    • 登山道荒廃箇所のチェック

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