09 土留ロール | 雲ノ平植生復元活動 | 北アルプス黒部源流 | 三俣山荘・雲ノ平山荘・水晶小屋
雲ノ平 特集 トップに戻る

■雲ノ平植生復元活動

09 土留ロール

この処理方法が本活動における尤も特徴的なものだと言う事が出来る。目的としては浸食面(浸食溝の際に当たる部分で、現在進行形で尤も激しく土壌の洗堀が進んでいる箇所)を保護し、裸地(侵食溝)の拡張を止めると共に、土壌を安定させ植物の発芽条件を整える事である。現地で調達できる点石(点石がない場合はブロック状に切断した丸太などで代用)を緑化ネットで海苔巻き状に細長く巻き、それを土留めとして崖部に密着させて据付けるというものだ。この方法だとほとんど隙間なく崖部を保護でき、崖部の土壌が崩れてきてもほぼこぼす事なく受け止め、寧ろ土壌が崩れるほどに土壌とロールが馴染むので、最終的に植物が上部から降りて来れば、人為的な工作の形跡を感じさせない自然な斜面のような状態に回復することが期待できる。尚、施工当初から非常に景観に溶け込むのもこの工法の利点である。

施工手順

想定される復元過程



ページトップ