私達が考える山小屋の役割
山から人を守り、人から山を守る
水晶小屋は独特の厳しい自然条件、長いアプローチから戦後間もなくは
疲労凍死等遭難も多く、避難小屋からのスタートでしたが、
現在は登山用品、防寒具の機能向上、情報化で高齢者・ツアー登山者も多く、
通常の宿泊施設・休憩所として、食事・布団・トイレ・登山情報などを
登山者に提供しています。
体調不良(多くは高山病)の人の看病、怪我の応急処置、道迷いの捜索等の
救助活動、それらに付随した警察、消防、他の小屋との連携をとっています。
自然保護志向が気薄だった頃より歴史的に踏み荒らされてきた登山道の植生を
修復し、環境の復元、現状維持、また人と自然の共存を目指しています。